今週は先週と違ってエライ暇でした
不思議とお客さんの流れってあるんですよね
しかし暇なときというのは
やることがなくなって
ぽか〜んとなってしまいがち…
そうなるとやる気がなくなって
マイナスの事を考えてはじめて
あとは負の連鎖…^^;
そんな経験は誰にでもあるはず
そんなときにオススメなのが
掃除‼︎
掃除って心もすっきりしてしまうから
不思議なものです♪
自分は店が暇でもブログが忙しいので
あまり動じませんが…笑
さて今日はカラーの話
【カラーの仕組み】
一般的なカラーは1液(アルカリ)と2液(酸化剤)を混ぜて使います
1剤のアルカリと2剤の酸化剤が混ざると化学反応が起きて活性酸素が発生しますこの活性酸素が黒いメラニン色素を壊して髪を明るくします(脱色)
明るくしたら今度はジアミン(発色剤)が色味をつけていきます
先日 お客様から
『カラーせばそんときは いども時間経つと明るくなってな』
と言う相談を受けました
これはカラーをする上でしょうがない事なんです
なぜなのか?
↓ここにカラーレベルのチャートがあります
だいたい人の自毛は5トーン前後です
この5トーンの髪を7トーンくらいに染めてと言われたら
7トーンのカラーを使って7トーンに仕上げます
7トーンのカラー剤は一度9トーンまで脱色しちゃうんです
9トーンまで脱色したら今度は色味を発色させて7トーンまで落としていきます
なぜ一度9トーンまで上げるかというと
明るくしないと綺麗な色味が出ないからです
7トーンに仕上がった色味は紫外線やシャンプーをすることで
次第に褪色して元の9トーンに戻ってしまうんです
これが明るくなってします原因です
【これが市販のカラー剤だと】
市販のカラー剤だと
誰でも簡単に染められる(クレームがないように)ように
ブリーチ力は強く
発色も強くしてあります
強く脱色したためにダメージは強く
さらにダメージしている髪はキューティクルが開いているので
脱色も早くなります
市販のカラー剤は色がすぐ取れるし傷むと言われているのはこのためです
なので
・褪色して明るくなるのは嫌
・傷ませたくない方は
褪色を考えて5トーンで染めることです
反対に
・もっと色をはっきり出したいという方は
ダメージを覚悟して一度ブリーチしてから染めると
綺麗に染まります♪
そんな自分も今日暇だったので
髪を染めてもらいました
しかしカラーをすると嫌な臭いがしますね…(不快
これはアンモニアの仕業なんです
この不快な臭いについてはまた明日詳しく説明します
それでは!
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